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確定申告 · e-Tax

スマホでe-Tax確定申告する方法【2027年申告版】マイナンバーカードから送信までの全手順

2026年10月29日 · 約7分で読めます

2026年分の確定申告期間は2027年2月16日〜3月15日。パソコンもプリンターもなくて大丈夫です。事業所得・不動産所得を含むほぼすべての申告が、今ではスマホ1台で作成から送信まで完結します。

この記事では、スマホでe-Taxを使い切るための事前準備、2つの認証方式の選び方、送信までの手順、そして現場でつまずきやすいポイントをまとめました。

まず前提:スマホ申告に必要なものは3つだけ

特別なアプリ購入は不要。国税庁の「確定申告書等作成コーナー」にブラウザからアクセスして使います。還付申告(税金が戻るケース)なら翌年1月1日から5年間いつでも出せるので、還付が見込まれる人は混雑前の1月に終わらせるのがおすすめです。

認証方式は2つ。どちらを選ぶべきか

マイナンバーカード方式ID・パスワード方式
必要なものマイナンバーカード+NFC対応スマホ税務署で発行されるIDとパスワード
事前手続きカード取得のみ(未取得なら交付に数週間かかる場合あり)税務署へ出向いて職員の本人確認を受ける(即日発行)
使い勝手カードをスマホにかざすだけ。将来の標準方式IDとパスワードを入力するだけだが、暫定的な措置
向いている人カードを持っている・これから作る人カード未所持で、申告期限が迫っている人

結論として、カードがあるなら迷わずマイナンバーカード方式。ID・パスワード方式は「カードが間に合わないときの救済策」と考えてください。発行には本人確認書類を持って税務署に行く必要があり、e-Taxで申告するたびに使えますが、恒久的な制度ではありません。

スマホe-Taxの全手順(マイナンバーカード方式)

  1. 確定申告書等作成コーナーを開く(国税庁サイトから「作成開始」)。ログイン方法で「マイナンバーカード方式」を選択
  2. 利用者識別番号を取得(初回のみ)。案内に従い、スマホの背面にマイナンバーカードを密着させて読み取り
  3. 署名用電子証明書のパスワード(6〜16桁の英数字)を入力して認証
  4. 「所得税」を選んで入力開始。生年月日や住所はカードから自動で読み込まれます
  5. 収支内訳書(青色の方は青色申告決算書)に帳簿の数字を転記。売上、経費を科目ごとに入力
  6. 所得控除・税額控除を入力(社会保険料控除、医療費控除、ふるさと納税など)
  7. 内容を確認して「送信」。受付結果(受信通知)が表示されたら完了。必ずスクリーンショットかPDFで保存
⚠️ 送信前の最終チェック。青色申告で65万円控除を狙う人は、「青色申告特別控除額」が65万円になっているか必ず確認。e-Tax(電子申告)か電子帳簿保存のどちらかが65万円の要件です。詳しくは65万円控除の取り方の解説を参照してください。

現場でつまずきやすい4つのポイント

① カードが読み取れない

スマホケースを外し、カードをスマホ背面の上端あたりにぴったり密着させて動かさない。それでもダメなら位置を少しずつずらす。金属製の机の上を避けると改善することがあります。

② パスワードでロックされる

署名用電子証明書のパスワードは5回連続で間違えるとロック。解除は市区町村の窓口でしかできません。4回目で止まって、手帳やメモを確認してください。

③ 数字が合わなくて手戻りする

最大のつまずきは「帳簿が未完成のまま入力を始める」こと。科目ごとの合計が出ていないと、作成コーナー上で計算し直す羽目になり効率が最悪です。無料の申告準備チェックリストで入力前に必要な数字を揃えておくのが近道です。

④ 3月15日直前は激しく混雑する

期限当日は作成コーナーが重くなり、送信エラーのリスクも上がります。遅くとも3月上旬、理想は2月中に送信を終えてください。

スマホe-Tax・PC・郵送、結局どれがいい?

提出方法メリットデメリット
スマホe-Tax場所不要・24時間可・65万円控除の要件を満たす画面が小さく大量入力はやや疲れる
PC e-Tax帳簿ソフトと見ながら入力しやすい環境設定(カードリーダやブラウザ設定)が必要な場合あり
郵送・窓口持参設定不要・紙の控えが確実印刷が必要、青色65万円控除は電子帳簿保存が別途必要

なお、インボイス登録している課税事業者の方は、消費税の申告も同じくe-Taxで出せます。2割特例が使えるのは2026年分までなので、計算方法の変更が心配な方は2割特例シミュレーターで納税額の目安を先に把握しておきましょう。

今日からやること(優先度順)

スマホ申告の8割は「帳簿の完成度」で決まります。
自動集計エクセル帳簿、請求書テンプレート、制度ガイドPDF3冊。¥2,980・買い切りで、入力にそのまま転記できる数字が揃います。

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※本記事は一般的な情報提供を目的としています。個別の税務判断は税理士または税務署にご確認ください。制度は2026年10月時点の情報に基づきます。

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