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経費の基本 · 家事按分

家事按分の計算方法|家賃・光熱費・通信費を経費にする割合の決め方

2026年10月26日 · 約6分で読めます

自宅で仕事をしているフリーランスなら、家賃や電気代・スマホ代の一部を経費にできます。これが家事按分(かじあんぶん)です。「生活費と事業費が混ざった支出を、合理的な基準で分ける」だけの話ですが、割合の根拠を説明できないと調査で否認されることがあります。計算方法と記録のコツを押さえましょう。

科目別・按分割合の目安と計算例

科目按分の基準割合の目安計算例(月額→経費)
家賃面積比(仕事部屋 ÷ 全体)10〜30%12万円×25%=3万円
電気・水道使用時間 or 面積比10〜40%1万円×30%=3,000円
スマホ・ネット使用時間・日数比30〜50%8,000円×50%=4,000円
自動車関連走行距離 or 使用日数実態次第ガソリン1万円×40%=4,000円

家賃は面積比が最も説明しやすい基準です。例:6畳の仕事部屋 ÷ 全体25畳=24%。家賃12万円なら月2.88万円、年間約34.6万円が「地代家賃」として経費になります。持ち家の場合は建物の減価償却費・固定資産税・住宅ローン利息(元本返済は不可)を同じ面積比で按分します。

否認されないための3つのルール

チェックリスト:□ 按分割合の計算式をメモした? □ 根拠資料(間取り・時間記録)を保存した? □ 12月分までまとめて「○○費/事業主借」で振替仕訳を入れた? □ 昨年と同じ基準か確認した?

帳簿への入れ方(振替仕訳)

プライベートの口座から支払った分は、年末にまとめて振り替えるのが簡単です。例:家賃年間144万円・按分25%なら「地代家賃 360,000 / 事業主借 360,000」。この「事業主借」が家事按分の記帳の要で、個人用資金からの立替を表す勘定科目です。

家事按分は正しくやれば年間数十万円の節税になる一方、雑にやると否認+追徴課税の対象になります。「計算根拠を残す・毎年同じ基準」この2点さえ守れば、怖いものではありません。

「かんたん青色申告パック」の帳簿テンプレートには家事按分シート付き。面積・時間比を入れるだけで按分額を自動計算し、年末の振替仕訳(事業主借)まで自動集計に反映されます。制度ガイド3冊つき。

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※ 本記事は2026年10月時点の一般的な制度情報です。按分割合の妥当性など個別の判断は税務署・税理士にご確認ください。